人生にはどのくらいお金がかかるの?
人生にはお金のかかるさまざまなライフイベントがあります。 とくに、教育費・住宅費・老後資金は「人生の三大資金」です。
教育費は公立か私立、習い事の数などで変わりますが、仮に大学まで進学する場合、子ども一人あたり1,000〜2,300万円は必要です。
住宅費は住む地域や物件によって変わりますが、自宅を購入するならば住宅ローンを借りて、数十年にわたって返済するのが一般的。賃貸住まいであれば、老後も家賃が必要です。
そして老後資金は、年金だけでは足りません。総務省「家計調査報告」(2019年)によると、老後の生活費は夫婦世帯で月3.3万円、シングル世帯で2.7万円不足する計算。仮にこれが65歳から90歳まで26年間続き、さらに医療費や介護などもしものお金を1人500万円見込むとすると、夫婦で約2,000万円、シングルでも約1,300万円は用意しておく必要があります。
人により老後にかかる金額は異なりますが、間違いないのは、これらのお金を自助努力で用意する必要がある、ということです。
ライフイベントには何かとお金がかかる
ライフイベント | 概算費用 | 補足説明 |
---|---|---|
結婚 | 300〜400万円 | 結婚式はもちろん、結婚後の新生活にもお金がかかる |
出産 | 46万円 | お金はかかるが自治体からの費用助成も多い(6章参照) |
住宅購入 | 2,000〜4,000万円 | 人生で一番大きな買い物。場所・広さ・建物に加え、頭金の有無でも総額は変わる |
教育資金 | 1,000〜2,300万円 | 幼稚園〜高校まで公立、大学は私立文系の場合、およそ1,200万円必要に |
老後資金 | 1,300〜2,000万円 | 年金があっても夫婦世帯は毎月3.3万円、単身世帯は2.7万円不足 |
親の介護 | 月8.3万円 | 介護の期間は平均61.1か月なので、単純計算すると約507万円 |
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